資格を使って就職を成功させるのに必要な心構えとは?
――資格がないと就職も転職もロクにできない――
こんな言葉、最近よく耳にしませんか?
日本の四年制大学の卒業生の採用内定率も、ちょい前にとうとう70パーセントを切ってしまいましたね。
高卒や専門学校卒で仕事を探す場合だって、就職戦線がひたすら過酷なことはいうまでもないことです。
――求人を見て書類を送っても面接に行ってもはねられてしまう――
――何十社受けても同じことの繰り返しになる――
そんな経験をしている人たちは、世代を問わず今たくさんいます。
限りのある求人に、おおぜいの就職・転職希望者が押し寄せるのですからそれも仕方のないことですが。
他人との差別化をはかるには、まず他人にはない強みを持たないといけません。
その求人と関係の深い資格があれば、就職の選考において大きなアドバンテージになります。
就職のために資格を欲しがる人たちが増えるのは、不景気なご時世では、ごく自然なことなのです。
……そこで多くの人たちがやろうとするのは「超特急で資格を手に入れなきゃ!!!」と、
フルスピードで資格の奪取に走ろうとすることです。
しかし資格はそんな簡単には手に入りませんよね。資格を使って就職をしたいと思っても
資格はあっという間に手に入るわけでもありません。比較的簡単な資格だったら、数ヶ月くらいで合格することも
ありますが、簡単な資格だったら世の中に取得者がありふれていますから強みにならないわけです。
とはいっても、やはり頭を使って要領よく資格を取る(そして就職に活かす)ことだったら……できます。
それを追求することは悪いことでもありません。
ただ、そればかりに注意を傾けるのではなくて、長期的な視野をもって自分の将来像を設計したいですね。
自分の人生を、かなり先まで見越して資格を選び、先々のキャリアを描かないと
資格の勉強もはかどらないでしょうし、試験に受かってもその資格をどう活かして就職をしたらいいのか
わからなくなってしまう恐れがあります。
・資格の勉強をどうやったら早く、要領よく終わらせることができるのかを考える
ことも大事ですが、その前に、
・自分がどの方面に行きたいのか、その方面でどんな職歴を歩みたいのか細かく計画してから、相応しい資格を探す
ことを優先して、資格合格も就職採用も、上手にいくように仕向けていく……それがベストです。
このサイトからそのことをつかみ取ってほしいと思いますね。