就職に(たくさんの業界で)役立つ資格
就職に役立つ資格にはいろいろなものが考えられますが、
特にどこへ行っても「この資格は就職に役立つ!」といってもらえている資格となると絞られてきます。
特定の職業に密接に関連している資格の場合、その職業にまったく関心がない場合は受けないほうが無難です。
しかし、さまざまな業界で評価されていて、それが原因で就職の際に役立つ資格だったら、
まだ進路をはっきりと絞っていない人でも受けておくとよいでしょうし、
特にまだ若くて資格を持っていない人にとっては、よいチャレンジとなります。
ここでは、どんな業界でもどんな企業でも評価してくれて、就職で役立つ資格を3つほど並べておきます。
○TOEIC
TOEICは特に有名な資格ですから聞いたことがない人はいないでしょう。
リスニングテストとリーディングテストに分かれて実施されていますが、
国際的に実施されている資格試験のため、日本の企業は総じて高く評価する傾向にあります。
700点までではあまり役立つとはいえませんが、750点に達したら就職や転職で断然役立つ資格となってくれます。
○簿記
簿記は、どんな企業でも絶対に欠かすことができない業務です。
日商簿記の資格を得ることを社員に奨励している企業は山のようにあります。
一部の学校機関では単位の取得に使われることまでありますね。
簿記は受けるのであれば2級まで合格しておきたいところです。
就職や転職に役立つ資格にしたいと思ったら、4級や3級ではじゅうぶんとはいえないです。
いきなり2級を目指す必要もありませんが、まず3級に合格してから2級を目指し、
それを就職に役立つ資格とするのが賢いやり方でしょう。
2級となると独学での合格は難しいので、通信講座等を使って勉強すると確実です。
○MOS
「マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト」試験のことです。
Microsoft Officeは今では一般家庭でもよく使われています。
当然企業ではこれらのソフトを使いこなせることを強く求めてきます。
この資格の試験は、すべて各ソフトを使っての実技で実施するため、
取得をするとそれだけで各ソフトを当たり前のように使えるという証明になります。
どこの業界でも企業からの信頼性が高い資格であるほか、海外でも通用する資格のため
就職以外の面でも役立つ資格といえます。