女性が就職でよく利用している資格とは
女性にとって、就職は男性以上に難儀なことですね。
いまや男性でも就職や転職が困難な時代です。安全・確実に女性が就職をするために資格のひとつやふたつ
持っておきたいと思うのが当たり前でしょう。
実際に、就職のための資格の分野への女性の進出は、ある時期から顕著になっています。
まだ女性の受験者が珍しい資格もありますが、それらの資格に(就職がかかっているのですから)女性が
入り込んでいくのは時間の問題でしょう。
ここでは女性がよく受けて就職に利用している資格、合格すれば女性が就職を有利に運べそうな資格ということで
人気が高くなっている資格を2種類ご紹介しておきましょう。
○医療事務
事務という仕事は昔から女性が多い仕事ですが、
医療の場合、通常のオフィスでの事務とは違った技能が必要になります。
そのため「医療事務」というジャンルが確立されているのです。
この資格が女性にとって有用なのは、一生使える資格であることに加えて、病院が全国に必ずあることです。
病院では人手不足の傾向もありますし、働き方に融通が利くため家庭と両立させている女性もおおぜいいます。
病院は不景気の時期でも需要がなくならない商売ですし、力仕事等も発生しないため
女性にとって就職用の資格というだけでなく、身を守る上おおいにありがたい資格といえるでしょう。
医療事務には医療事務技能審査試験・医療事務作業補助技能認定試験・医療事務管理士……と種類がありますが
いずれも合格率が高く、じゅうぶんに資格取得のチャンスがあります。
○カラーコーディネーター
色彩に関する豊富な知識をもとに、マーケティングをはじめ多数の目的に応用してアドバイスやプランニングを
行うための資格です。
カラーコーディネーターの希望者は以前から女性が中心でした。
カラーコーディネーターの資格の長所は、特定の業界に就職先が限定されていないことです。
ファッション業界や美容業界、そしてデザイン業界のように、需要が特に高い業界はありますが、
そのほかにも建築業界や内装業界でも活躍している人が多いですし、
一見縁のなさそうな業界のメーカーや商社でも、
カラーコーディネーターが活躍していることが珍しくありません。
カラーコーディネーターの資格は女性にとっては、就職のほかさまざまなキャリアでの
スキルアップに活用できる余地がある資格といえます。